子供時代に性格が歪むほど欲しかったもの
子供時代に欲しくて欲しくて欲しくて堪らなかったのに手に入れることができず嫉妬で心が歪んでしまうような経験は皆さんあったのではないかと勝手に思ってます(私だけなんてことはないよね?)。
というわけで今回は子供時代に死ぬほど欲しかったけど手に入らなくて心が歪みそうになったもの(いや、実際歪んだな)を紹介しようかと思います。
とはいえ世代や地域で全然変わってくると思うので一応簡単に私のことを書いておきます。
・年齢・・1978年生まれのロスジェネ世代
・出身地・・和歌山県南部の超クソ田舎(同級生は数人)。ほんとに何もない。山しかない。
マクドナルド
テレビというのは残酷なもので一定のエリア内であれば同じものが放送されています。たとえどんなクソ田舎であっても。和歌山県南部のクソ田舎も関西エリアなので「大都会」大阪と同じものが放映されるわけです。
テレビを見るといつも私の近所には全くないものが映っていました。
でかいビルなんてあるわけないし、おしゃれな店もない。ただの歩道橋でさえテレビに映るとなんだかロマンチックな代物に見えてしまうくらいでした(だって川の上じゃなくて道の上に橋があるんだぜ?)。
そんな田舎者にとって残酷な映像を垂れ流すテレビはたびたび田舎の子供を殺すようなCMを流しやがるのです。それが
マクドナルド
でした。
私が子供のころは和歌山県のどこにマクドナルドがあったか知りません。たぶん南部には一つもなかっただろうと思います。
だけれどもマクドナルドのCMはテレビでバンバンやるんですよ。特に日曜の朝の子供向け番組なんて殺人的なくらいに・・
今でも思い出す「マックフライポテト、マックフライポテトどこー?」というフレーズ。
「お母さん、マクドナルドっておいしいの?」
と何度聞いたことか。
きっと母も返答に困ったことでしょう。
だからテレビを見せてくれなくなったのかもしれない。。
ちなみに私が初めてマクドナルドを食べたのは小学校の修学旅行で大阪へ行った時でした。
ファミコン
私が正気を失うほどに欲しくて欲しくて欲しくて堪らなかったものは「ファミコン」です。
ダントツぶっちぎりの圧倒的な存在でした。
このファミコンの何が一番つらかったかというと、マクドナルドと違い「実際に存在している」ことでした。
マクドナルドは子供時代の私の見える景色には一つもなかったけれどファミコンはあったんです!
友達の家に!
しかも一人ではなくかなり多くの友達がもっていました。
そして数人しかいない同級生の中、ファミコンを持っていないのは私だけでした(´;ω;`)
友達の家で見るファミコン。
ちょっとだけしか遊ばしてもらえないファミコン。
本当にファミコンが欲しかった。気が狂うほどファミコンで遊びたかった。
ファミコンで遊びたいという欲求は私の性格をどんどん歪めていきました。
そしてゲームボーイが出たときに爆発したのでした。
「親の金をくすねてこっそりとゲームボーイを買う」
もう我慢の限界だったんですよ。。
それが悪いことであろうともうそんなこと考えられないくらいに限界に達していたんですよ。。
他にも山ほどあったけどね
なんだか書くのが面倒になってきたので後は適当に書きます。
少年ジャンプ
当時ジャンプは黄金期でした。しかし私の家ではジャンプどころか漫画なんて全く買ってもらえませんでした。
アニメやお笑い番組
基本テレビはほとんど見せてくれませんでした。特に19時以降はテレビは完全に父のものでした。
なのでアニメやお笑いなんて全く見れませんでした。みんなが見てるジャンプ系アニメも全く。
ドリフもひょうきん族もカトチャンケンちゃんもとんねるずも。。
学校に行ってみんなが話題にしてることで「え?なにそれ?」ってのがいっぱいあった。。
あとがき
なんで俺こんなこと書いてんだろう?
って読み返して感じておりますがまぁいいや(;^ω^)
たまには自分語りだってしたくなるもんやん?
ただ、過去を思い返して思うことは
「もうちょっと子供の気持ちを分かってくれる優しい親だったらなぁ」
ってことですね。
せめてテレビアニメくらいは自由に見させてくれていたらここまで心が歪むことはなかったかもしれないと思ってしまいます(;^ω^)
ついでにお知らせ(‘ω’)ノ
ファミコンへの熱い気持ちがここ数年ぶり返してきてゲームを作ったりしてます。
興味のある方はぜひ一度遊んでみてください(´∀`)